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皮膚科形成外科医院池野クリニック

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2021.11.032021年7月リニューアルの10%VCミルキークリームの白色化のお知らせ

10%VCミルキークリームが白くなりましたが、変わりましたか?
というお問い合わせを最近よくいただきます。
お知らせするのが、遅くなって申し訳ございませんでした。

元々、VCミルクも、10%VCミルキークリームも白いものなのですが、製造から1ヶ月以内に、リン酸ビタミンCの性質上、0.05%前後分解し、リン酸とビタミンCになります。それを見越して、元々、10.1%くらいで製造するのですが、たった0.05%でも分解すると、リン酸の黄色い色がでてきてしまいます。VCミルクは元々5%なので、分解しても、0.02%以下なので、それほど黄色は目立たないですが、10%VCミルキークリームは、0.05%分解すると、けっこう黄色い色になり、従来の10%VCミルキークリームの色が、それでございます。

今回リニューアルしたのは、リン酸ビタミンCの吸収をさらに高めた事なのですが、これとは別に、乳液製造技術が進化し、0.05%の分解はいずれ起こるのですが、分解を、なんと8~10ヶ月遅くする技術が確立したそうで、従来は化粧品会社に処方通り製造させたあと、納入すぐのものは、白いですが、1ヶ月以内に黄色くなるので、皆様が購入され、お使いになるときには、だいたい黄色かったのです。元々、それを見越して、10.1%で作っているので、効果上は全く問題ありません。
ただ、製造技術が進化して、8~10ヶ月は白いままなので、濃度もおそらく、10.05%~10.1%には保たれているので、リニューアル前より、さらに(少しだけですが)高濃度になっています。

現在、主成分のリン酸ビタミンCの抗炎症効果は、やや専門医学用語で難しいですが、ニキビ・美肌の治療だけでなく、欧米では、一般の皮膚炎・アトピーにまで使われているのに加え、2018年からは、大腸・肺(参考文献1)・循環器・神経などの、あらゆる臓器の炎症が起こる出発点であるNLRP3inflammasomeの活性化を、他の薬剤に比べ、非常に安全に、強力に抑えるので、これらの領域で応用され始めています。

元々、10%VCミルキークリームは、シミ・しわに非常に有効という事で、現在USAの美容皮膚科学のトップレベルのマイアミ大学美容皮膚科でも、ハイドロキノンやレチノイン酸に代わって使用されています。メラニンを強力に押さえる作用とコラーゲン生成作用は、中学生の教科書にも書いてあるビタミンCのお家芸ですが、そのビタミンC誘導体の中で、その皮膚への吸収率・ビタミンCへの変換率が100%に近く、シミ・しわの元々の直接原因である紫外線による皮膚へのダメージを、地球上のすべての薬剤・化粧品原料の中で、もっとも防御することが、唯一欧米医学界で認められた(参考文献2)ものが、このリン酸ビタミンCなのです。
はっきり言いますが、他のシミ・しわの薬とは、次元が違います。

どうぞ、皆様、お使いください。現在20gで7700円(税込み)ですが、日本の他の薬剤・化粧品の価格をみると、最低100倍以上にしたいくらいです。ただし、医師としてかずかずの効果を実感できるので、しばらくは、その飛び抜けた美白・抗しわ効果、毛穴縮小、傷跡の消失を、それぞれ500例ずつ確認したいので、涙をのんで、この価格を据え置きます。

皆様、どうぞ、日々、お使いください。

参考文献1 Combination of urea-crosslinked hyaluronic acid and sodium ascorbyl phosphate (リン酸ビタミンC)for the treatment of inflammatory lung diseases 
European Journal of Pharmaceutical Sciences 120(2018)96-106

参考文献2 Protective Effects of Topical Vitamin C Compound Mixtures Against Ozone-Induced Damage In Human Skin
The Journal of Investigative Dermatology (2017), doi: 10.1016/ j.jid.2017.01.034.

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