診察カードの番号をどうぞよろしくお願いいたします
皆さまにお渡ししている「診察カード」、その右上に番号が書いてあります。
4桁の方、5桁、6桁の方…といらっしゃると思います。これが当院での、あなた様のカルテの番号です。もちろんセキュリティのかかったパソコンの管理下にあります。
大きな病院となりますと、例えばお食事、身の回りのモノ関連…膨大な関連作業がありますので、患者様データを外部企業様と連携・シェアせざるを得ない事情があります。
最近ランサムウエアと言うコンピュータウィルスに狙われた病院が、復旧までに何か月もかかることも起きています。
「今、ここに、体調不良の患者さまと知識・経験豊富な医師の先生がいらっしゃるのに、
電子カルテが使えないせいで、診療ができない」こんなことがこれまでにも頻発しているそうです。
当院はとても零細な外来専門の診療所ですので、外部とオンライン連携は一切しておりません。よって外部に患者さま情報が漏れることは起こりませんし、ランサムウェアなどに荒らされる可能性もありません。お薬をお送りする時、外部企業に外注してもっとスムーズに便利にできるようにできないものかな?とも考えますが、上記のようなことは容易に想定されるので、警戒、実行はしておりません。
さてランサムウェアとは関係ないお話なのですが、もしいずれお薬ご用意の方法等が変更になった時のため、恐れ入りますが診察カードをなくさないよう、なくしても右上の番号をご記憶あるいはどこかにご記録いただけましたら幸い、たいへんありがたく思います。
また、たとえ30年前、20年前に一度きりご来院されただけの患者さまも、皮膚診療が必要な折にはどうぞご連絡お申しつけください。パソコン上に記録(ピアスだけで終わった方は例外です、すみません)は残っておりますので、お名前、生年月日をお申し付けいただきましたら検索が可能、普通にご受診いただけます。たまに通院しているけどご自身の番号を忘れてしまった、この場合も同様にPCで検索可能です。診察カードは紙製ですから、再発行もすぐにできます。
何の変哲もない番号ですが、カルテ管理ではとても大切なことだけ知っておいていただけましたら幸いです。診察カード「番号」のお話でした。