池野皮膚科形成外科クリニックではVCローション、VEローション、リン酸ビタミンC等でニキビ治療を行っております。アクセスは銀座一丁目駅からが便利です。

皮膚科形成外科医院池野クリニック

池野皮膚科形成外科クリニック
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目14?4

03-3538-1344
クリニックのお知らせ

インフォメ|ション

インフォメーション


2023.07.14多くのご質問への解答

患者さま方や、医師の先生方々から、お問い合わせいただく、多くのご質問にここでお答えいたします。

皮膚科専門医の先生方だけでなく、他科の先生方からも多くのご質問をいただき、誠にありがとうございました。日本では、尋常性ざ瘡やスキンケア科学の研究が、大幅に遅れており、欧米で議論されている多くの最新医学研究の、薬剤情報も理論争点情報も普及していず、まことに申し訳ございません。せめて、このサイトでだけでも、基本的な皮膚科学・尋常性ざ瘡研究(最近20年間の文献)・紫外線科学知見をご紹介していくようにいたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

<ご質問への解答>

*「食べ物はどんなもが良く、どんなものがニキビに悪いのですか?」

 特に食べ物は関係ありません。スイーツや脂っこいものをいくら食べても、ダイエットにはわるいですが、ニキビには良くも悪くもないです。
もちろん、活性酸素を除去する抗酸化作用のある、野菜やお茶、ポリフェノール含有食物は、悪くはないですが、ニキビの改善のためには、かなり大量に(数kg単位で)とらないといけませんので、日常の食事では無理であります。

 

*「睡眠はどの程度、関係していますか?」

よく、22時から24時の間(シンデレラ睡眠)に寝ないとだめだと、言いますが、その根拠は、30年以上前の古い文献で、その間に寝ないと肌にいいホルモンが出にくくなる、と報告されているからなのです。ところが、最近の研究で、科学的・医学的根拠の乏しい事がわかりました。

実際当院データでも、夜12時以降に寝る方でも、しっかり池野クリニックスキンケアをなさっている方たちの肌データでは、全米皮膚科学会でエクセレント(優秀)との評価が、すでに15年前(2008年)に出ております。なかには、平均明け方5時に寝る方までエクセレント(優秀)との評価をいただいています。全米皮膚科学会でのエクセレント(優秀)レベルとは、ニューヨークやパリコレに出るモデルさま方や、ハリウッド女優さま方の肌レベルなのです。
重要な事は、何時に寝るか、ではなく、実際に睡眠をとる1週間あたりの時間数なのです。1週間に、40代までなら42時間以上(1日平均6時間)、50歳以上なら、49時間(1日平均7時間)お取りいただければ、睡眠と池野クリニックスキンケアだけで、過剰な活性酸素をほぼ完璧に取り除く事ができます。それより少なければ、足りない時間に応じて活性酸素が残ってしまいます。例えば、30代の方が、月曜火曜水曜木曜金曜と5時間平均なら、土曜日曜に、8時間と9時間寝てもらえれば、5×5=25、25+8+9=42となります。それで大丈夫です。

 

*「日焼け止めはどこのメーカーのものがいいですか?」

特にありません。

日本の化粧品会社さまは、大手資生堂、コーセー、花王、カネボウ、ポーラ、メナードをはじめ、世界的にトップレベルの技術力をお持ちの企業が多いのですが、紫外線防御・障害皮膚細胞修復にずば抜けた効果を有する医療用ビタミンC・ビタミンEを、法律上、ほとんど入れられず、低いSPF値(50まで)にとどまっています。

これだけ紫外線が悪化している近年では、医療用ビタミンC・ビタミンEが十分入っている医療用日焼け止め(皮膚科専門医処方のもの)をご使用ください。

*「1年前のニキビ跡の、赤みやシミ(色素沈着)が残っています。どうすれば消えますか?」

適切な治療をすれば改善いたします。レーザーでは完治いたしません。
日本では保険薬でしか治療できない病院が多いので、欧米で証明された
キビ跡の赤みやシミ(色素沈着)を改善する薬剤が知られていませんが、欧米にも当院にも確実にキビ跡の赤みやシミ(色素沈着)を消す薬が、普通にあります。お友達に、ルーチーンで当院スキンケアをご使用の患者さまがいらっしゃれば、おわかりいただけるでしょう。

だから、治療すれば、10年以上前のニキビ跡の赤みやシミ(色素沈着)も普通に消えます。

診療にいらっしゃれば、(患者さま方に承諾いただいた)多くの症例写真で確認していただけます。

*「皮膚科で抗生物質を、ほぼ6ヶ月飲んでますが、のまないときよりは30~40%減ってますが、それからは変わりません。このまま、飲み続けたほうがいいのでしょうか?」

おやめください。
抗生物質の中でニキビに効果がでるのは、テトラサイクリ系の抗生物質(主にミノサイクリン)と、リンコマイシン系のクリンダマイシンくらいで、それも、それだけだと、ニキビの発症メカニズムの50%しか抑えられないので、ある程度良くなっても、完治にまではいたらないのです。残り、50%を、リン酸ビタミンC製剤やダプソン製剤を併用すれば、完全に抑えられるのです。当院の診療時には、完治した(10年以上エクセレントレベルの医学的メインテナンスが実現できた)多くの症例写真をご覧になることができます。

一覧へ戻る