池野皮膚科形成外科クリニックではVCローション、VEローション、リン酸ビタミンC等でニキビ治療を行っております。アクセスは銀座一丁目駅からが便利です。

皮膚科形成外科医院池野クリニック

池野皮膚科形成外科クリニック
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2024.03.21花粉症皮膚炎(花粉及び黄砂・PM2.5による皮膚炎)がここ2週間増加しています。

3月から5月は、毎年偏西風の影響もあり、1年で最も黄砂が、日本列島に降り注ぐ季節です。
当院でも、3月になってから、お顔や露出部(首・上肢)などの肌トラブルの方が、急速に増加しています。
黄砂の成分は、土壌由来の砂・金属成分に加え、PM2.5PM10に含まれる大気汚染物質(硫黄酸化物・窒素酸化物)や、規制されているとはいえ、規制の甘い国々からの火力発電による石炭燃焼後の微量水銀・カドミウム・重金属(Cd+Tl, Sb + As + Pb + Cr+ Co + Cu + Mn +Ni+V )さえも含まれている可能性があります。
当然ですが、これらの粒子が肌につき、そこに紫外線があたると、確実に大量の活性酸素が発生し、いろいろな肌トラブルが起こってしまいます。前日・前々日にリン酸ビタミンCローションパックを、たった2日間しなかっただけでも、日焼け止め・ファンデーションがうすい部分があったり、花粉・PM2.5を多く当たった日には、ニキビが発生しても、メカニズム的には、可能です。

ここからは、当院患者さまで、毎日しっかりリン酸ビタミンCローションをなさっている方々への、お話ですが、
毎日リン酸ビタミンCローションを15分~20分なさってれば、まず花粉もPM2.5も大丈夫ですが、万一、医療用日焼け止めをお使いにならなかったり、ファンデーションをぬられないときなどは、それでもニキビにならないまでも、肌がざらざらしてきたり、洗顔後や、クリーム塗布時に、ヒリヒリ感を感じられる事が起こり得ます。

もちろん、VCパックは10分ほどでもいいですが、ニキビ完全予防・花粉症皮膚炎予防を徹底したいときは、15分~20分以上なさってください。

とにかく、この時期の、肌トラブル防止対策は、
外出時、必ず、
①マスク着用
②日焼け止め必須(できれば医療用日焼け止め・診察時にお申し出になれば医療用日焼け止めサンプル差し上げます。)
③ファンデーションはこの時期必ずおぬりください。
④帰宅時必ず、早めに洗顔いたしましょう。
⑤可能なら、普段VCローションお使いでない方も、この時期だけは、リン酸ビタミンCローション、または他のビタミンC誘導体(リン酸ビタミンCほどの効果はないですが、使わないよりずっといいです。)を使いましょう。

もちろん、外出しないのが一番ですが、そういうわけにもいきませんから、どうぞ、この5項目を、なさってください。

万一、肌トラブルが起こったら、院内診療、またはオンライン診療していただければ、保険診療で、容易に改善できます。肌トラブルが起こったら、お近くの皮膚科専門医を受診なさってください。
(ちなみに、ニキビやシミ・抗老化治療で長く来られている患者さま方から、ときどき、池野先生は皮膚科専門医ですか、と聞かれますが、私は30年前からずっと、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医でございます。念のため。)

春の肌トラブルから、あなたのお肌をぜひ守りましょう。

    池野皮膚科形成外科クリニック  池野 宏

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