だんだん寒くなってきましたね。ハローウィンから11月となり、もう冬の到来のようですね。
あなた様のご当地、気候、気温、湿度…はいかがでしょう?
例年これから真冬にかけて、気候変化が原因で、皮膚でお困りになる方々が出ています。
① 前日との気温差
これが7℃以上になると人間は自律神経に変調が出ると言われています。天候に関する統計は取りづらいのでどこかにその文献があるわけではなく、気象予報会社さんのご意見ですが、このところの気温差で体感しておられる方々もいらっしゃることでしょう。特に目立って悪そうなところはないけど、何だかカラダの調子がおかしい…と感じられる場合は自律神経が気候の影響を受けていることが多いです。もちろん、目立った異変を感じられるときはそれぞれの専門科目で受診されることをおすすめいたします。
② この時期からの乾燥
日本には四季があってとても豊かな自然を楽しめる美しい国ですが、最近は、春や秋が短くなり、その変わりやすい気候についていくため、いろいろ工夫が必要です。特に冬は乾燥対策に「加湿機」が大活躍。皮膚も同じで、もしツッパリ等乾燥を感じるようでしたら、夏には不用だった乳液やクリームの使用を再開なさるようお願いします。当院VCVE製剤お使いの方はよろしいですが、一般化粧品スキンケアをお使いの方は、秋冬物に変えてください。
③ 夏の疲れ
今年も暑い夏でした。たくさんの紫外線を浴びておられます。しかも、ここ数年は10月、11月でも、夏並みの強い紫外線が続いています。その蓄積したダメージがちょうど今頃、何らかの変化になってあらわれます。髪、皮膚、目…。
例年この時期は「皮膚の調子が良くない」とご連絡をいただくことが増加します。おおむね「わたしだけ…?」とお感じのようですが、不思議なことに日本全国、寒い地方から暖かい地方までほぼ同時期に同じようなお問い合わせをいただいております。
人間も生身の動物にすぎませんから、自然の影響を受けるのは当然、一方現代では、エアコン等、便利な機器によって季節がコントロールされていますから、本来の感覚が乱れても当然です。
あなた様だけではありません。あまりご心配されず、ご自身の皮膚の様子をよくよくご覧になって、季節に合わせたケアをしていただきますようお願いいたします。保湿剤も必要な事もありますが、肌の保湿で一番重要なことは、肌スポンジとも呼ばれる、皮膚成分のセラミドを増やすことにつきます。
いつもお伝えしているように、ぬることによって、自身のセラミドが絶対確実に増えることが、欧米医学で25年以上前から証明され、当院始め、欧米大学で、患者さまの肌で実証されている、リン酸ビタミンC製剤(当院VCローション、ミルク、ミルキークリーム主成分)をしっかりお使いください。
最近、リン酸ビタミンC製剤を再開された方なら、当院指示量お使いなら、3ヶ月目から十分なセラミド量になりますから、再開から2ヶ月は、市販の保湿クリームまたは、当院VER乳液をお使いください。
もちろん、今までしっかりVCVE製剤お使いの患者さま方なら、保湿クリームは必要なく、確実なアンチエイジングのためだけに、VER乳液をお使いください。
何か、乾燥以外のトラブルでお悩みで、解決されない場合は、いつでもオンラインなり対面診療をお受けください。ここ数年の欧米スキンケア・皮膚医学の進歩はすざまじく、どんなトラブルも解決させていただきます。くれぐれもお体、お肌をお大事になさってください。