色々な面で人々はより親密になった
今回は個人的な、いや皮膚科研究の話かな?
先回、英国・エリザベス女王陛下のお言葉
{あなたは一人じゃない。私の思いと祈りをあなたに}にふれました。
そして、
「今年は必然的に人々が引き離されたとしではあったが、色々な面で人々はより親密になった」とも。
この私までがこれを新年早々実感することになりました。今までシーズンズグリーティングのカードやメールだった仲間と何故か、たぶんテレビ電話に慣れたせい?次々と画像で対面することになりうれしい限りでした。
地球上で日本は時間進行が早めで、欧米とは8~16時間の時差があります。したがって日本の1月1日の夜から次々テレビ電話が入り、各国皮膚科事情を話すのがまた楽しい!
おかげで寝る時間は削られ、疲労してしまいましたが、欧米の皮膚科はいくつになっても(欧米では年齢は一切問題にしない)自分のフィールドでの好奇心が止まらず、新しい話がいくつも出てきます。また各々のCOVID-19 の話題も。つくづく日本は平和、だと言われてしまいます。
こんなに感染者が増え、緊急事態宣言が出ているのに、何が平和だ、とも思いましたが、彼らが言うには、「日本の感染者数の七分の一から三分の一 = ヨーロッパの国々の死者数」、「日本の感染者数の1.5倍= 米国の死者数」なので、日本はまだまだ安全だ、というのです。
もちろん、油断はできませんし、今後もしっかり、コロナ対策を続けていかねばなりませんが、欧米の死者数の多さをあらためて知らされると、日本はまだまだ頑張っている、と思いました。
テレビ電話では、たとえ2次元でも顔を見て話すのは楽しいです。それに比べ、メールはやや無味乾燥な気がします。
「おまえ、髪の毛減らないな~」とか「トレーニングしてんのか?」とか他愛のない話でも
楽しくてしかたなかった。おかげで、ほぼ徹夜、オールです。
女王陛下のおっしゃる通り「色々な面で人々はより親密になった。」
その通りでした。
でもやはり実際に対面して話したいなあ、学会の高揚感はいい刺激になったなあ。