言葉・ことば・コトバ
毎日私たちは、何気なく、おおむねは用件の伝達を中心に「言葉」を使っています。
しかし、日本語にも「言霊 ことだま」=言葉には目に見えない力がある、と言う通り、言葉は大切に扱うべきものと私は思います。言霊と言う通り、言葉は生きていると思います。。
(個人的な話で恐縮ですが、私は京都生まれでいまだになまりが出てしまうので失礼に聞こえた方がいたらお詫びしておきます。)
ワルい言葉を発する人は、発する本人の潜在意識にワルい言葉のネガティブな影響が汚水のように貯まっていくそうです。もちろん本人の健康にも良くありません。医学的に「脳と感情」のことはまだよくわかっていませんから、心理学分野からのお話しです
逆に、良い言葉は何気ない一言が相手を動かし未来を切り開いていくカギにもなるそうです。もちろん「ワルいこと」の反対で「良い言葉」を発していたらおなじみ「オキシトシン」が脳内に発出され、言った本人がハッピーになるそうです。
余談ですが、新聞に「ことだましりとり」があったので載せておきます。
ありがとう→うれしい→いつもニコニコ→心が元気に→ニッコリ
愛→いつくしむ(慈しむ)→無邪気(むじゃき)→希望→美しい
ニッコリとメモ紙を置いて立ち去った、ニューヨーク・ウオールストリートのコーヒースタンドの男性“DON’T LOOK SO SAD…SMILE!”この一言で私は今も元気いっぱいにやっています ( メッセージ440 2020 10/12 「一枚のメモ」 )。名前も顔も知らないあの男性にただただ幸あれ、祝福あれ。(たとえ今はもう、天国にいらっしゃるとしても)。この短いメモ一言で、私は未来を確信してもいいんだと思えるようになりました。言霊以上の魂そのものです。
英国エリザベス女王陛下のお言葉もおちからがありました。お一人でもこの言葉で元気を持っていただけていたらありがとうございます。欧米では「自分を表現する」教育にとても重きを置いています。「言語表現=その人の人間性」と取られてしまうのです。
よって欧米の高校・大学には発声、発音、表現、スピーチ…の授業がたくさんあります。コロナ禍で各国代表の声明をたくさん見る、聞くチャンスがありましたが、「聴衆とアイコンタクトはおろか、下を向いてメモを読むだけ」な方が多い日本は残念ながら、説得力が低かったように思います。
「言葉は生きている」私はこれを確信しています。お相手がどなたか様でも、おちからになれるような言葉が言えるようになりたいと私は思っています。